1周年
昨年10月に着任してから、早いもので丸一年。方々からお力を借りながら、何とか1周年を迎えられたという感じです。ありがたや。
何が大変だったかと思い返すと、主に講義の準備と実験環境の整備の2つでしょうか。
講義自体は前任校などでの経験値はあったものの、教える科目が違えば資料や講義ノートは全て0から作成なので、講義をするための資料集めとそれをスライドに落とし込むための準備がなかなか重たい仕事でした。
実験環境の整備の方は、学生の受け入れをするに当たってのテーマ設定⇒それを実施するために最低限必要な設備の見積もりと予算とのせめぎ合いで、ある一時期は毎日お金の計算をしていました。最低限のインフラのベースラインの高さよ。。。ただ、こちらは色々(予算&物的な)助けが方々からありまして、突飛なことをしない限りは問題無く実験が進められる環境は構築されつつあります。来年度からまた幾つかプロジェクトを立ち上げたり参入する形になるので、当面は実験室がいっぱいになるまでは設備拡充は進む予定です。
もちろん苦労ばかりでは無く良かったこともあって、研究室1期生の3名が意欲的に研究を進めてくれていることです。設備が十分整っていない状況でも、その時々で出せる成果を積み上げてくれているのは頼もしく思っています。
おおよそ1か月後には新しく3年生も配属されて、研究室の雰囲気も少し変わってくると思いますが、学生・教員双方にとって生産的な環境を作り上げていく/維持していくことが次の1年のテーマですかね。
特に関係ない、つい最近の大分出張でのとり天の写真でも。別府は海外からのお客さんが多くて大変賑わっていました。