Research

主な研究テーマの紹介

菅原研究室では"生物機能を活用した低環境負荷な環境浄化技術の開発"をキーワードに以下の研究テーマに取り組んでいます。


・有害元素超蓄積植物を用いた汚染環境の浄化

 植物の中には生物に対して有害な元素を高濃度で蓄積可能なものが存在します。そのような植物の機能を利用することで、エネルギーや資源投入の小さい汚染土壌・水環境浄化技術の開発を目指しています。また、有害元素を含むバイオマスの有効利用に関する研究も進めています。


参考論文:

モエジマシダによるヒ素汚染津波被災地域の浄化

モエジマシダを原料としたヒ素・カドミウム吸着材料の開発


・早生樹を活用した高効率な二酸化炭素固定技術の開発

 一般的な樹木は材木として利用するために50年前後の時間を要しますが、樹木の中にはその5分の1程度の時間で成木に達する種類も存在します。そのような生長の極めて早い樹木を利用することで、経済的に持続可能かつ効率よく二酸化炭素が蓄積可能な植林技術の開発を目指しています。


参考学会発表:

早生樹植林後の土壌中元素濃度と生長の関係性


・外的刺激を活用した植物の生長促進現象の機構解明および利用

 植物はある一定のストレスを受けることで生長促進が起きる現象や、特定の微生物と共生することで有害元素に対する耐性を得ることが知られています。このような現象が起きる機構解明や、その発展的利用についての研究を進めています。


参考論文:

ユーカリに対する電界印加による生長促進挙動の観察

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